「山形エクセレントデザイン2019受賞」山形新聞に掲載いただきました!
令和元年12月2日【山形エクセレントデザイン2019】表彰式にて実行委員長の吉村知事より賞状とトロフィーが授与されました。
受賞いたしました弊社につきまして、山形新聞にも紹介されましたのでご案内させていただきます。
山形市の老舗かばん店 「カバンのフジタ」(藤田 宏次社長)が企画・販売す るキューブ型ランドセル は、コンパクトと大容量を 両立し、子どもたちの使い やすさと体への負担軽減を 追求して誕生した商品だ。
同社は1956(昭和3) 年に初めてランドセルを作 り長年、学習院型の「ぴょ んちゃんランドセル」を取 り扱ってきた。 転機は20 11年度、新学習指導要領 が全国の小学校で完全実施 され、教科書や教材のサイ ズがB5判から大型化した ことだった。
全体の大きさを変えずA 4判フラットファイルに対 応したランドセルはできな いか。同社は本体と背当 てを内側から縫い合わせ、 背当て回りに縫いしろが残 らず見た目もすっきりした キューブ型を開発し、2011年 に発売した。
メイン収納部分の内寸は 横幅23・5センチで、奥行きは 平均より1センチ大きい12・5センチ ながら外寸の横幅は約26センチと、縫いしろが残る学習 院型より2センチ小さい。
十日町本店の石川直幸店長(36)は「山形 の小学生は冬に雪道を歩く ため、バランスを崩しやす い。 体が小さな子どもにと って2センチの差は大きい」と説明する。
子どもに優しい機能はほ かにも。肩や胸にぴったり フィットする「スーパーX ベルト」や、背当ての腰の 部分が凹凸の「フィットカ ット」により重さが分散さ れ軽く感じる構造になって いる。背当ての「ふっくら一 天然牛革」は夏涼しく、冬 はぬくもりを感じる作り。 「かぶせ」と肩ベルト、サーイドに反射材を配し、夕暮 れ時のドライバーからの視 認性を高めている。
「2020年は今までに ない 光るランドセル”が 登場するので楽しみにして ほしい」と石川店長。「お客さまの声にしっかりと耳 を傾け、老舗として高い品 質のものづくりを続けてい きたい」と語った。
(鈴木悟)