最高級素材であるコードバンは、緻密で希少性の高い美しい革です。
Contents
最高級素材であるコードバンの違いをご紹介いたします!
前回の「高いランドセルは何年経っても素材独自の美しさを保ちます。」では、
高い素材のランドセルと安い素材のランドセルの違いを、経年変化の点からご紹介いたしました。
今回はランドセルの素材の中で最高級とも言われるコードバンが、
ほかのランドセルとどう違うのか、ご紹介したいと思います!
コードバンの希少性
コードバンとは馬のお尻の革のことです。
実はコードバンは「キングオブレザー」、「革のダイヤモンド」とも呼ばれるほど、価値が高い美しい革なのです。
馬の革とは言っても、使われているのは食用の馬の革のみです。
そのため、牛や豚に比べれば生産量もかなり少なくなっています。
また、コードバンはかなり硬く丈夫なことが特長ですが、
馬のお尻の革の中にある、厚さ2mm程度のコードバン層と呼ばれるところからしか採取できません。
このコードバン繊維を裏側から丁寧に削り出し、手間暇をかけて美しい革へと変化していきます。
コードバンはただでさえ飼育頭数が少ない馬の中でも、採れる量がごくわずかです。
馬一頭からランドセルのかぶせ2個分しか採れないと言われています。
そのため、希少性が高くなかなか手に入らないのです。
繊維が緻密で頑丈なコードバン
とっても丈夫なコードバン!
「高いランドセルは何年経っても素材独自の美しさを保ちます。」でもお話いたしましたが、
ランドセルとして6年間お使いになられても、経年変化をほとんど感じないくらい、丈夫で美しい革なんです。
元気いっぱいのお子さまがお使いになられても劣化を感じない素材、ということからも、
かなり丈夫であることを感じていただけるかと思います。
実はコードバンというのは、牛革と比べて3~5倍も繊維が緻密であると言われています。
そのため型くずれしにくく、傷やスレもほとんど付かないくらい頑丈なんです!
「カバンのフジタ スペシャリティランドセル」のコードバンのランドセルの特長
「カバンのフジタ スペシャリティランドセル」のコードバンのランドセルも高価ですが、
経年変化を感じないくらい丈夫で美しいランドセルです。
コードバンのランドセルにはステッチがありませんが、これはコードバンの頑丈さあってのものです。
通常のランドセルですと鋲の部分に板を入れて強度を確保するのですが、コードバンにはこの板を入れる必要がありません。
ですから、ステッチを入れる必要もないのです。
ステッチを入れないことにより、よりコードバンの革の良さが引き立ちますよね!
また、コードバンのランドセルの特長として、かぶせの内側に豚革が使われていることも挙げられます。
豚革は脂分が多く、擦れに強い素材なのです。
かぶせの内側というのは教科書類を出し入れすることにより擦れやすい部分なので、豚革はぴったりの素材なのです!
また、コードバンと豚革は同じ天然皮革なので相性バツグン!
使っていくごとに馴染んで、使いやすくなっていくはずです♪
ランドセルを選ばれる際には、どこを重視して選ぶのか話し合ってみましょう!
今回は最高級素材であるコードバンの違いをご紹介いたしました。
「手間暇かけて作られる天然皮革のランドセルは、お子さまに大切なことを教えてくれます。」
「高いランドセルは何年経っても素材独自の美しさを保ちます。」でご紹介した通り、
高いランドセルというのは革としての価値が高かったり、手間暇かけて作られている、
という点で値段が高くなっています。
ですが、やはり高いだけあり品質もかなり高いのが特長ですね。
ランドセルは値段だけで選ぶものではありませんが、使用感や経年変化など、特に質を重視して
ランドセルを選ばれる場合には、天然皮革である牛革やコードバンを選ばれることをおすすめいたします!
ランドセルを選ばれる際には、どこを重視してランドセルを選ばれるのか、
ご家族みんなで十分に話し合って、お子さまにとって一番のランドセルを探してくださいね♪
2026年度新カタログ請求
受付中!
2026年4月入学のお子さま向けに、2026年度のカタログを無料でお届けいたします!
カタログが手元に届いたら、本格的なランドセル選びのスタート!お子さまと一緒にぜひご覧くださいませ。カタログの部数には限りがございますので、お早めにご請求ください。