半かぶせのランドセルだと後悔する?メリットとデメリットを紹介
ランドセルの購入を検討している皆さまの中には、「半かぶせランドセル」という言葉を耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、この半かぶせランドセルのメリットとデメリットについて解説します。
Contents
□半かぶせのランドセルとは?
かつて、ランドセルといえば男の子は黒、女の子は赤というシンプルな選択肢しかありませんでした。
しかし、現代のランドセル市場は、カラーバリエーションやデザイン、さらには形状に至るまで多岐にわたって選択できるようになっています。
その中でも、半かぶせランドセルは一般的な全かぶせとは異なり、ランドセルを覆う「かぶせ」が半分までしかないものです。
つまり、開閉する際の金具がランドセルの背面にあるデザインというわけです。
実は、半かぶせランドセルは10年ほど前に一度流行し、その後は少しずつ需要が減少していました。
しかし、最近になって再びその魅力が評価されつつあります。
実際のところ、半かぶせのランドセルを使っているお子さまは少なく、学校や地域によってはタテ型の半かぶせランドセルを使用している子供は学年で数人、ヨコ型では学校全体で数人とも言われています。
□半かぶせのランドセルのメリット
1.教科書の出し入れがしやすい
半かぶせのデザインは、教科書やノートの出し入れが非常に簡単です。
特に、開閉の金具が背面にあるため、ランドセルを倒すことなく立ったままの状態で教科書を取り出せます。
この機能性は、特に小学校低学年の子供たちにとっては非常に便利です。
毎日の学校生活で教科書やノートを取り出すシーンは多いため、このメリットは大きいと言えるでしょう。
2.おしゃれなデザインが多い
半かぶせランドセルはデザイン性に優れているものが多く、他のお子さまとも差別化を図れます。
レトロな雰囲気を持つこのデザインは、一定の層に支持されています。
10年以上前に流行ったこのデザインは、現代でもその魅力を失っていません。
ランドセルは学校の雰囲気や制服に合わせて選ぶことも多いため、半かぶせタイプはその独自のデザインで注目を浴びることになるでしょう。
3.周りと被ることが少ない
一般的なランドセルとは異なるデザインのため、同じランドセルを持っている子供が少なく、すぐに自分のランドセルだと分かるでしょう。
この点は、小学生のお子さまにとって特に重要です。
新しい環境での生活を始める子供たちにとって、自分のランドセルをすぐに見つけられることは安心感にもつながるでしょう。
□半かぶせのランドセルだと後悔する?
半かぶせのランドセルには注意点もあります。
デメリットを把握していないまま使用すると後悔することにもつながってしまいますのでしっかりと理解しておきましょう。
*誰かに開けられてしまう可能性
半かぶせのデザインは、他のお子さまに簡単に開けられるリスクがあります。
特に、通学途中でのおしゃべりや遊びに夢中になると、気づかないうちにランドセルが開けられてしまうことも。
このリスクを避けるためには、登下校時の注意点をお子さまとしっかりと話し合うことが大切です。
*ヨコ型はロッカーに入らない可能性
半かぶせランドセルにはヨコ型とタテ型がありますが、ヨコ型の場合、学校のロッカーに入らないことがあります。
特に、学校のロッカーのサイズが小さい場合や、ロッカーの形状に合わない場合が考えられます。
このような場合、ランドセルをロッカーに収納するのが難しくなり、日常の学校生活に支障をきたす可能性があります。
そのため、半かぶせランドセルのヨコ型を選ぶ際には、事前に学校のロッカーのサイズや形状を確認することが大切です。
*交通安全用カバーを付けにくい
多くの学校では、小学1年生の時に交通安全用カバーをランドセルに取り付けることが推奨されています。
しかし、半かぶせランドセルの場合、この交通安全用カバーを取り付けるのが難しいことがあります。
ほとんどのカバーが全かぶせタイプ用に設計されているため、半かぶせタイプには合わないことが多いです。
この問題を解決するためには、半かぶせランドセル専用のプロテクションカバーに交通安全カバーを挟むといった対応が必要となります。
*収納面
半かぶせランドセルは、デザイン性に優れている一方で、収納面でのデメリットも無視できません。
特に、かぶせ部分に薄手のファイルや小物類を挟めない点は、日常の学校生活での利便性を損なう可能性があります。
また、授業で作成した作品を持ち帰る際にランドセルに収納できず、別の手提げ袋を使用する必要が出てくることも考えられます。
このような場面での手間や不便を考慮すると、半かぶせランドセルの選択には慎重になる必要があります。
□まとめ
ランドセル選びは、お子さまの6年間の学校生活を左右する大切な選択の一つです。
半かぶせランドセルは独自性のあるデザインが魅力ですが、その一方で収納面や安全面でのデメリットも考慮する必要があります。
ランドセル選びの際には、これらのメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、お子さまのニーズや学校の環境に合わせた最適な選択をすることが大切です。
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