ランドセルの調整方法とは?調整する際のポイントもご紹介します!
教科書や図書室の本など、重い荷物を入れて背負うランドセル。
背負いにくかったり身体のサイズに合わなかったりすると、身体に不調をきたしてしまうことも。
お子さまの身体に合ったランドセルを購入できるよう、調整しながらランドセル選びをしたいですよね。
そこで今回は、ランドセルの調整方法や調整の際に見るべきポイントなどをご紹介します。
□ランドセルの調整方法
新1年生になるお子さまの身体には大きく見えるランドセルですが、調整することで小さな身体にもフィットさせられます。
お子さまの身体にぴったりと合う背負いやすいランドセルを見つけるためにも、ランドセルの調整方法を把握しておきましょう。
手順1:肩ベルトと下ベルトを取り外す
肩ベルトとは、ランドセルを背負う際、腕を通し肩にかけるベルトのことです。
また、下ベルトは、ランドセル下部から肩ベルトに繋がっているベルトのことを指します。
新品の場合、ランドセルの肩ベルトと下ベルトはかぶせ側に回した状態で箱の中に入っていることがあります。
肩ベルトと下ベルトが繋がった状態で無理やり動かすと壊れてしまう恐れがあるため、肩ベルトと下ベルトを一度取り外してから背あて側に動かしましょう。
手順2:肩ベルトを下ベルトの留め具に固定する
肩ベルトと下ベルト各々を正常な位置まで戻したら、再度肩ベルトを下ベルトの留め具に通します。
最初は、小学1年生の平均的な固定位置である上から2番目の穴に固定しましょう。
背負ってみて少し大きいと感じた場合は1番上の穴に、少しきついと感じた場合は上から3番目の穴に固定場所を移して微調整してください。
□ランドセルの調整ポイント
初めてランドセルを背負うお子さまにとって、ランドセルが自分の身体にフィットしているかどうかは判断しづらいものです。
フィットしているかを正確に判断するためにも、ランドセルの調整ポイントを事前に確認しておきましょう。
*背あて部分が密着しているか
背あてと背中が密着している状態が、ランドセルが背中に正しくフィットしている状態です。
背あて部分に隙間があると、背負ったランドセルが左右に振られた際、中身の重みで腰や肩に負担がかかってしまうことも。
背あてが背中にしっかり密着した状態で、お子さまが背負いやすいと感じるかを確認しましょう。
*腕をスムーズに通せるか
肩ベルトをスムーズに腕に通せない場合や引っかかる場合は、肩ベルトが短い証拠です。
背あて部分が密着しているとしても、肩ベルトを腕にスムーズに通せない場合は肩ベルトの穴の位置を下げて調整しましょう。
*ランドセルの高さが肩と同じ位置か
ランドセルの高さが肩より下に位置すると、中身の重さに引っ張られて身体の重心が下がり、姿勢が前かがみや猫背になる恐れがあります。
ランドセルの上部を肩と同じ高さに揃えたうえで、背あてと背中のフィット感を確認しましょう。
□背カンの種類
背カンとは、ランドセル本体と肩ベルトをつなぐ部分のことです。
ランドセルと背中の隙間をなくしてフィットさせる役割を果たし、背負いやすさに大きく影響を及ぼすパーツの1つと言えます。
そんな背カンには3つのタイプが存在します。
それぞれのタイプのランドセルで背負いやすさが変わってきますので、ランドセル購入前に特徴を把握しておきましょう。
1:固定型背カン
肩ベルトが左右に動かず固定されているタイプの固定型背カン。
肩ベルトが金具でしっかりと固定されており、肩ベルトを無理に動かすことで背カンが壊れる心配がないのが魅力です。
一方で、肩ベルトの位置を身体のサイズに合わせられないという面もあります。
肩幅が大きくなると着脱しづらいと感じてしまう恐れがあることを把握しておきましょう。
また、肩ベルトが左右に動かないため、背中のサイズによってはランドセルの背あてとの間に隙間が生まれることも。
隙間があるとランドセルが後ろに引っ張られ、まっすぐ立つために姿勢が前かがみになってしまう恐れがあるため、主流の背カンではありません。
2:非連動型背カン
非連動型背カンとは、肩ベルトが左右別々に動くタイプの背カンのことです。
身体のサイズに合わせて背カンが動くため、背あてと背中がしっかりと密着します。
また、柔軟性のあるナイロン樹脂で造られていますが、金属並みの強度があるため壊れる心配もありません。
3:連動型背カン
非連動型背カンとは違い、左右の肩ベルトが連動して同時に動くのが連動型背カンです。
片方の肩ベルトだけが動くことが無いため、常にランドセルが背中の中心に位置します。
どれだけ重い荷物を入れていても身体の重心が左右どちらかに偏らず、身体へ負担がかかりにくいのが魅力です。
□まとめ
重い荷物を入れて背負うランドセルは、背負いやすさが身体の負担に大きく影響します。
背負いやすいランドセルを購入できるよう、背あて部分の密着具合や肩ベルトの長さ、ランドセルの高さに注目して調整しながらランドセル選びを進めましょう。
カバンのフジタでも背負いやすい多種多様なランドセルをご用意しておりますので、ご興味のある方はぜひ1度ホームページをチェックしてみてください。
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