ランドセル素材の疑問を徹底解説~クラリーノのメリット・デメリット~

ランドセルを選んでいくうえで、一番はじめの疑問点。

それは「素材」ではないでしょうか。

店内にずらっと並べられたランドセル・・・

カラーやデザインの違いは一目で分かりますが、実際に手にとってみて実感できる違いは素材です。

メーカーさんによっては、「同じデザイン・カラーだけど素材は違うもの」でおつくりしているところもございます。

フジタのランドセルは「クラリーノ」「牛革」「コードバン」の3種類

その中でも本日は「クラリーノ」について、ご説明していきたいとおもいます。

クラリーノ特徴

クラリーノは、株式会社クラレが開発した人工皮革になります。

人工皮革とは、その名の通り天然の革に似せてつくった人工ものです。

現在製造されているランドセルの約70%は人工皮革製(クラリーノなど)といわれており、非常にポピュラーな素材です。

「牛革」があたりまえだった昔に比べ、今やこれだけ普及している「クラリーノ」はとても優れたものであることは間違いありません。

クラリーノの最大の特徴は「軽さ」です!

フジタのランドセルは、牛革製「約1,350グラム」クラリーノ製「約1,150グラム」

数値上では「200グラム」の差ですが、実際に両手に持って比べてもらうとその違いがはっきり分かります。

大人の方が持って比べると「すごく軽いっ!」「たったこれだけ?」と感じ方はそれぞれですが、

実際にお子さまに背負ってもらうと、全員が口を揃えて「かる~いっ!!」と仰ります。

身体よりも大きいランドセルですので、お子さまのほうが重さはより感じやすいはずです。

男の子がクラリーノランドセルを背負った画像

特徴その2.「カラー」が豊富で鮮やか

今やランドセルは十人十色。

クラリーノ製は、落ち着いたクロやブラウンからかっこいいシルバーまで、カラーバリエーションが豊富です。

天然皮革では染色が難しいカラーも、加工がしやすいクラリーノですと綺麗に染めることができます。

色の出方も鮮やかですので、お子さまのお気に入りのカラーがきっと見つかります!

また、パールのようなキラキラした見た目が特徴の「クラリーノ・レミニカ」などもございます。

“パール調のクイーンズデコ”のランドセルはこちら

“パール調のラブハート”のランドセルはこちら

特徴その3.柔らかくてしなやかな素材

牛革は素材がクラリーノと比べると硬く、馴染むまですこし時間がかかります。

クラリーノは馴染むことはありませんが、初めから柔らかくてしなやかですので安心して背負えます。

他にも、牛革に比べてお値段が安価な点や、キズ汚れに強くお手入れが簡単な点などが挙げられます。

では、クラリーノのデメリットとはなんでしょうか。

まず第一に「質感」です

個人差はございますが、同じ「ブラウン」でも牛革と比べると違った雰囲気に感じます。(牛革は表面に「シボ加工」を施しております)

先ほど「クラリーノはカラーが豊富で鮮やか」とお話しました。

染めることは簡単ですが、素材の質感は変えられません。

この質感だからこそ引き立つカラーもありますが、逆に比較されやすいものもございます。

グレースランドのブラウンのランドセル

“↑ブラウンの牛革ランドセル「グレースランド」

ディライトのブラウンのランドセル

“↑ブラウンのクラリーノ製」ランドセル「新商品ディライト」

次に「耐久性」

しなやかな素材なぶん、外からの力を受けやすいです。

牛革と比較すると、素材自体の耐久性は低いといわれます。

しかし、どこのメーカーさんも6年間毎日背負えるつくりになっておりますので、ご安心してお使いいただけることは間違いございません。

フジタでは、「しっかりくん」とよばれる補強材をいれるなどしてランドセル自体の耐久性をあげております。

しっかりくんについてはこちら

しっかりくん

このように、素材の違いでメリット・デメリットがございます。

お子さまにとってはカラーやデザインが一番大切ですが、親御さまは素材やつくりの面でよくご理解していただき、みなさまが安心してご満足いただけるようなランドセルを選んでいただきたいと思います。

カバンのフジタではスタッフ一人一人がお客さまのランドセル選びをしっかりサポートさせていただきます!

わからないことがあれば、どんなことでもお聞きくださいませ。

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