障害児用ランドセルとは?解説します!
障害のあるお子さまでも使いやすいランドセルが知りたい方必見です。
この記事では、障害のあるお子さまにとって使いやすいランドセルの特徴や、障害のあるお子さまがランドセルを選ぶポイントをご紹介します。
お子さまに障害がある親御さまは、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
□障害のあるお子さまでも使いやすいランドセルとは?
小学校入学を迎える前のお子さまにとって、ランドセルを背負って小学校に行くということは夢でもあります。
もちろん、障害をお持ちのお子さまでもその夢を諦める必要はありません。
ここでは、障害のあるお子さまでも使いやすいランドセルの特徴を5つご紹介します。
1つ目は、軽さです。
ランドセルの素材は様々ですが、人工皮革の軽いものがおすすめです。
障害のあるお子さまにとって重いランドセルは負担になってしまいますので、できる限り軽いランドセルを選びましょう。
2つ目は、持ち手があるかどうかです。
持ち手があることで、ランドセルを背負えない場合でも持ち運びやすいというメリットがあります。
また、親御さまが持ってあげる際も楽に運べるのでおすすめです。
3つ目は、強度です。
障害を持っているお子さまの中でも、発達障害をお持ちのお子さまの場合ランドセルを乱暴に扱ってしまう可能性も考えられます。
6年間の保証がついているランドセルもあるので、ぜひ検討してみてください。
4つ目は、開閉のしやすさです。
ファスナーの開閉がしやすいように、取っ手部分にループがつけられているランドセルがあります。
指先を使っての細かい作業が苦手なお子さまにおすすめです。
5つ目は、車椅子が取り付けられるかです。
障害をお持ちのお子さまの中には、車椅子が必要なお子さまもいらっしゃると思います。
その場合、車椅子に取り付けしやすいように固定ベルトがあるランドセルを選ぶといいでしょう。
□障害のあるお子さまがランドセルを選ぶポイントとは?
障害のあるお子さまにとって、状態にあったランドセルを選ぶことが非常に大切です。
療育を受けている場合は、作業療法士や理学療法士の方にアドバイスをもらうことをおすすめします。
ここでは、障害のあるお子さまがランドセルを選ぶ際に大切にしたいポイントを3つご紹介します。
1つ目は、フタの開閉部分です。
お子さまがロック付きのフタでも開閉できる場合は、そのままで構いません。
しかし、中にはランドセルのフタの開閉が難しいお子さまもいらっしゃいます。
そのような際は、オーダーメイドにはなりますがマジックテープ式のものに変えることも可能です。
2つ目は、ポケットや収納の数です。
こちらが多い方がいいのか、少ない方がいいのかはお子さまの状態によって変わります。
お子さまの荷物がそれほど多くない場合や、ポケットに荷物をしまうと無くしやすい場合は収納の数は少ない方がいいでしょう。
一方で、整理整頓ができるお子さまや、物の定位置が決まっていないと落ち着かないお子さまにとっては収納の数が多い方をおすすめします。
3つ目は、反射板の多さです。
こちらは、ランドセルを背負って通学する時間帯が暗くなる時間の前の方や、基本的に保護者もしくは支援者の方の送迎である場合は反射板は少なくていいでしょう。
しかし、自力通学の予定がある場合や、歩いて移動する機会が多いお子さまは反射板が多いランドセルをおすすめします。
□障害児ランドセルは補助金の対象になるの?
育児は障害の有無に関わらず、様々なことにお金がかかってしまいます。
特に、障害のあるお子さまをお持ちのご家庭は、通院代や薬代などさらにお金がかかってしまうでしょう。
そのような家庭の負担を減らすために、特別支援教育就学奨励費という補助金があります。
特別支援教育就学奨励費は、お子さまが特別支援学級や特別支援学校に通っている場合に家庭の収入に応じて主学に必要な費用の一部を負担してくれるものです。
もちろん、ランドセルも対象範囲内です。
ここで、具体的に対象範囲内の経費をご紹介します。
・通学費
・給食費
・教科書費
・学用品費
・修学旅行費
上記のような経費は、特別支援教育就学奨励費の対象に含まれます。
支援を受けられるのは、中学生までですが、小学校入学前に必要になったものも含めますので、レシートや領収書をとっておくようにしましょう。
また、特別支援教育就学奨励費が受けられる条件は、障害の程度によっても異なります。
さらに、生活保護や要保護児童生徒援助費補助金を受けている場合は対象外となりますので、注意しましょう。
こちらの制度は、住んでいる自治体によって詳細が異なります。
支援を受けるために、事前に教育相談が必要な場合もあるので覚えておくことをおすすめします。
□まとめ
この記事では、障害児のランドセルを選ぶポイントについてご紹介しました。
障害のあるお子さまでも背負いやすいランドセルの特徴を知ることで、お子さまがランドセルを背負った際の負担を減らせます。
障害のあるお子さまでも使いやすいランドセルが知りたい方は、ぜひカバンのフジタまでご相談ください。
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