ランドセル寄贈式~山形市へ今年で64回目を迎えました~

今年で64回目を迎えた山形市へのランドセル寄贈式。

暖冬を感じさせる晴天の中、十日町本店の隣町、七日町にある山形市役所へお伺いいたしました。

カバンのフジタは地元・山形市の皆さまへランドセルをつくって届けて65年。
ランドセル販売を始めた翌年から、山形市へランドセル及び中学校指定カバンを毎年寄付させていただいております。
今年はランドセル9本を寄贈いたしました。

山形市市長 佐藤孝弘氏とご面会するため応接室に入ると、たくさんの報道関係の方々にお越しいただいており、カメラの数に驚かされました。

ランドセルをセットさせていただくとたくさんのご質問をいただきました。


カバンのフジタのランドセルはどんなランドセル?!

「6年間、お子さまの笑顔をつくるランドセルです」

先代よりカバン屋として「いいのもづくり」をモットーに、「つくりの良いランドセル」がフジタのランドセルづくりのスタート。
今も昔も変わらず、「お子さまが6年間毎日楽しく、元気に、笑顔で学校生活をおくってもらえるように」という想いで、ランドセルをおつくりしております。
雪国山形のお子さまにとって安全で、親御さまも安心してお子さまを送りだせる、雪国品質の安心安全ランドセルです。

山形では、親御さまが小さい頃に背負っていただいたという方も多く、親子3代でご安心いただける安心安全ランドセルです。

記者の方からも、「孫はフジタさんのランドセルです!」とうれしいお言葉を頂戴いたしました。

「山形レザーでつくった雨・雪にも強い牛革ランドセル」

今回男の子用として寄付させていただいたのは、天然皮革の牛革ランドセル。
山形市内の工房で色付け・防水加工を施した、雪国生まれの山形レザーのランドセルです。

長閑な市内のはずれに位置する遠くの山々が映える工場では、おとこの子が大好きな車のカーシートのレザーなどもつくっております。

車に使用されるハイスペックな牛革をつくる工場で、ランドセルに使用する天然革も加工されています。

雪が降る通学路でも、雨に弱いイメージがある牛革製ランドセルでも安心して通学いただけます!

「想いのすべてはキューブ型のヘリがないランドセルに詰まっています」

雪国のお子さまの通学路には危険がたくさん!除雪の影響で歩道が狭くなったり、凍結して滑りやすくなっていたり。お子さまが無事に帰宅するまで心配がつきません。

9年前に学習指導要領が改定され、脱ゆとり教育の影響を受け、ランドセルは大きくなり、重くなるばかりです。

そんな中、昔と比べてもランドセルの外寸はそのままで、内寸だけが広くなり、A4フラットファイルが楽々入るランドセルがフジタのランドセルです。

重量は、牛革で1350g前後、人工皮革(クラリーノ製)で1150g前後と実重量も軽いランドセルです!

そんな雪国ならでは工夫や通学事情などのお話しで、寄贈式は終始和やかな雰囲気でした。

振り返れば、2年前の寄贈式で佐藤市長さまより
「ふるさと納税にフジタのランドセル。山形市のものづくりをもっと全国に知ってもらおう!」とお声掛けをいただき、山形市のふるさと納税の答礼品として扱っていただいております。

もうすぐクリスマス。お子さまに喜んでいただけたらと嬉しくおもいます。

この度はありがとうございました。

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