ランドセルは素材で選ぶ!3大素材を徹底比較!

ランドセルを選ぶ際に、その素材についてお悩みではないでしょうか。
本記事では、3つの種類についてご紹介いたします。
皆さまに合った種類のものを提供できますよう、ぜひ本記事を参考にしてください。

□ランドセルの素材には3つの種類があります!

ここでは、ランドセルの素材を大きく分けて3つの種類をご紹介します。

*使うほどに味わいが増す「牛革」製ランドセル

一般的には、ステアという種類の牛革が使われます。
ステアは成牛のことであり、主に北米やオーストラリアなどの原皮を輸入し、日本各地で鞣し加工をおこないます。
この牛革は、厚手で耐久性に優れ、本革特有の質感・風合いが魅力でしょう。

*最高級素材の「コードバン」製ランドセル

このコードバンという素材は、「革のダイヤモンド」と呼ばれています。
1頭からランドセルのかぶせ2枚分しか採取できません。
よって、希少価値が高く高価です。牛革と比べてより耐久性に優れ、
傷がつきにくいメリットがあります。また、ハリのあるコードバン特有の光沢・ツヤ感が高級感を与えます。

*カラーデザインが豊富な定番素材「人工皮革」製ランドセル

人工皮革のランドセルは、人工的につくられた皮革です。
天然皮革の構造を酷似させ、より軽くなるようにつくられました。
有名な人工皮革ランドセルの種類は、クラリーノ、コードレ、ベルバイオなどがあります。

以上の3つが、素材の種類です。
ご家族のランドセルの価値観に合ったものを選択して、お子さまにとって使いやすく、カラーデザインにも満足のいくランドセルを選びましょう。

中でも、牛革は、手が届きやすく且つ耐久性や素材の質などが高いランドセルでおススメです。
迷われた方は、ぜひ牛革のランドセルをお試しになってください。
昨今でも防水性にも優れる点も考慮すると、3つの素材の中で最もバランスのとれたおすすめの素材となっているでしょう。

□牛革製ランドセルのメリットとデメリットとは?

牛革ランドセルのメリットは、3つあります。

まず、天然素材であるため温かみがあり、愛着が湧くということです。
特有の風合いがあり、6年間の経年変化がお子さまの成長と共に、その美しさが増していくでしょう。

2点目は、丈夫だということです。
6年間耐えうる強度があり、引っ張りやねじれなどの動きにも強く、安心してお使いいただける素材です。

最後に、防水性にがあるということです。
ランドセルは趣向品ではなく、学用品です。天候に関わらず毎日使うものですので、
雨に強い点はランドセルにとっては重要事項です。天然革=雨に弱いと先入観をお持ちも方もいらっしゃると思いますが、
ランドセルに使用する牛革は革表面に特殊加工を施しているため、雨や雪に濡れても大丈夫です。

次に牛革のデメリットは、3つ紹介いたします。

1つ目は、人工皮革を比べ、重いということです。
1300gほどに軽量化をされてた牛革ランドセルも昨今販売されていますが、人工皮革を比べると若干重く、低学年のお子さまにとっては負担となるケースもあります。そうした際は背負い心地で重く感じさせない工夫をしているランドセルも多くあり、お子さまの体に合うかチェックしましょう!

2つ目は、値段が高価なものもあるということです。
牛革を選ぶ場合は、平均よりも少し高めの値段を想定しておきましょう。

最後に、デザインが限られるということです。
本革であるため、素材が固く頑丈であるため細かな刺繍などのモチーフ加工ができません。
キャラクターものや装飾華美なランドセルを希望する方には、人工皮革のランドセルがおすすめです。

□コーバンランドセルのメリットとデメリットをご紹介!

さて、コーバンランドセルについて、説明いたします。

コーバンランドセルのメリットは、3つあります。

まず、丈夫だということです。
傷や衝撃に強くつくられているため、強度が牛革の3倍程とも言われております。
6年間という長い時間を使うのには、ピッタリな素材です。

そして、高級感があるということです。
きめが細かく、シワにもなりづらいため、いつまでも高級感があり所有者の満足度を高めてくれます。

最後に、風合いが出るということです。
使い込むほど、コードバン特有の風合いが出ます。
風合いの変化をお子さまの成長と共に感じられるのは価値観にもよりますが、なんともかけがえのないものになるでしょう。

コーバンランドセルのデメリットは2つあります。

まず、価格が高いということです。
1頭からランドセル2つ分しか取れません。
非常に希少価値が高く、どのブランドも8万円以上の値段で売られています。
10万以上で販売されることも多く、祖父母様からプレゼントされる際は、親として気が引けることもあるでしょう。

□人工皮革ランドセルのメリットとデメリット

クラリーノは、人工皮革です。上記のような自然の皮革の構造をヒントにして改良された人工皮革はどうでしょうか。
ここからは、そのような人工皮革について、ご紹介いたします。

人工皮革は、雨に強い、傷に強い、オリジナル性が出せるというメリットがあります。
特に、オリジナル性については、人工皮革のランドセルならではの特長です。
カラーや素材を独自に選ぶことができるのが魅力的でしょう。

これらの特徴を踏まえて、人工皮革のメリットをご紹介いたします。

1つ目は、カラーや刺繍デザインなどでランドセルのオリジナル性が出せる点です。
メーカーが毎年新しいデザインを発表しており、カラーバリエーション及び刺繍などのアレンジデザインなど、選べる種類が豊富です。

そして最後に、軽いというメリットがあります。
上記の3種類の素材で1番軽量化されてつくられているのがクラリーノ製となります。

以上が、クラリーノ製ランドセルのメリットとなります。

次に、デメリットについてです。

まず、本革製のランドセルを比べると耐久性が劣るということです。
丁寧になめされた牛革やコードバンと比べると、布地の密度が低い人工皮革は一般的に弱いといわれています。

そして、質感が出にくいことです。
牛革のように使用する時間が経つと趣が出るといった特性はないです。
使い込んでも、味が出にくいという点が挙げられます。

□まとめ

ランドセルに使う3種類の素材をご理解いただけたでしょうか。

購入単価や実用品としての耐久性や機能性から、牛革製ランドセルはおすすめのランドセルとなります。

何かご不明な点がございましたら、カバンのフジタまで気軽にご相談ください。

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