どんなランドセルがいいの?牛革と人工皮革の素材の違い
ランドセルの購入予定がある皆さま、どの素材を使用したランドセルを購入するかお決まりですか。
ランドセルには様々な種類があるので、迷ってしまいますよね。
中には、牛革(天然皮革)と人工皮革でお迷いの方もいらっしゃるでしょう。
今回は牛革と人工皮革のランドセルの違いと、それぞれの魅力について解説します。
□シェア率について
ランドセルを作るメーカーは多く存在し、毎年製造されるランドセルの数も非常に多いです。
まずは、生産されているランドセルの素材のシェア率を確認しましょう。
製造されているランドセルの素材の内訳としては、約9割が人工皮革で、残りの約1割が天然皮革になります。
人工皮革を使用したものの方が、圧倒的に天然皮革のものよりも多いですよね。
このことから、世の中にあるランドセルのほとんどが人工皮革製と言えるでしょう。
では、実際に購入されているランドセルの素材のシェア率はどうでしょうか。
調査によると、人工皮革のシェア率は約65パーセントで、天然皮革のものが約35パーセントとなっています。
製造される天然皮革製のランドセルの数はかなり少ない一方で、実際には多くの方から選ばれていることがわかります。
もちろん、調査場所が都市部か地方か、さらにどの学校かによってもこれらの数値は前後します。
ただ、天然皮革製のランドセルを選ぶ方も一定数いることは事実でしょう。
□人工皮革製と牛革製のランドセルの特徴について
続いては、それぞれのランドセルの特徴をご紹介します。
*人工皮革のランドセルについて
まずは、人工皮革製のランドセルですが、重量は一般的に1,000~1,350グラム前後のものが多いです。
様々な色やデザインのものが豊富に揃えられている一方で、丈夫さは牛革製と比較するとやや劣り、風合いも異なります。
人工皮革のメリットとしてあげられるのは、軽いことでしょう。
ランドセルは毎日使うものなので、出来るだけ軽い方がお子さまの負担も減りますよね。
ランドセル単体を持ったときでは多少の重量の違いは気にならないかもしれませんが、中に重いものを入れたときに比べると、少しの重量の違いも気になるかもしれません。
特に、低学年のお子さまや、あまりがっしりとした体つきでないお子さまには軽いランドセルがおすすめになります。
また、水に強いこともメリットの1つです。
雨の日でもランドセルは毎日使用するので、水に強いということは長持ちしやすいということです。
お手入れが比較的、楽なのも魅力的ですよね
一方で、牛革製のものと比較してデメリットとなるのが耐久性です。
現在、販売されている人工皮革製のもののほとんどが6年間使える耐久性を持っています。
ただ、素材として比較すると、耐久性に関しては牛革製が優れているでしょう。
また、質感でも牛革製と異なります。
表面はツルツルしており光沢があるものが多く、使い込むことにより風合いが出ることはありません。
ただし外観上、人工皮革を好むお子さまもいるので、実際に両方見せて比較させてあげるのも良いでしょう。
*牛革のランドセルについて
続いては、牛革のランドセルの特徴をご紹介します。
一般的な牛革製のランドセルの重量は、約1,300から1,600グラム程度で、人工皮革製と比較するとすこし重いです。
見た目に関しては、牛革ならではの質感を楽しめ、使い込むことによって現れる風合いの変化も楽しめるでしょう。
牛革のランドセルは色のバリエーションが少ないイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、最近では様々な色のものが販売されています。
人工皮革製のものと比べると色の種類は少ないですが、それでもたくさんの選択肢があるでしょう。
そんな牛革製のランドセルのメリットとしてあげられるのが、耐久性の高さです。
ランドセルは基本的に6年間使うものなので、耐久性の高さは大事ですよね。
しっかりとした作りの牛革製のランドセルなら、壊れての買い替えといった心配は少ないでしょう。
一方で、牛革製のランドセルのデメリットとしてあげられるのが、人工皮革のものと比べて重くなることです。
重量の差はそれほど大きくないですが、低学年のお子さまの中には重いと感じる子もいるかもしれません。
購入前に実際に背負わせてあげて、感想を聞いてあげましょう。
□まとめ
今回は、人工皮革製と牛革製のランドセルの比較をおこないました。
どちらにも、それぞれの魅力が存在することをお分かりいただけたかと存じます。
これらの知識をもとに、ご自身のお子さまにぴったりのランドセルを見つけてくださいね。
この他にもランドセルに関するご不明点等ございましたら、お気軽にカバンのフジタまでご連絡ください。
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