天然皮革は希少性が高く、加工にも手間がかかる分、高価です。

天然皮革は希少性が高いことが特長です。

天然皮革の特長として、その希少性の高さがあります。
天然皮革は動物の革なので、人工皮革のように工場で大量生産するということができないのです。

数に限りがある天然皮革

「カバンのフジタ スペシャリティランドセル」では、クラリーノ・クラリーノレミニカという人工皮革を使っています。
人工皮革の中でも品質が良いクラリーノ・クラリーノレミニカは石油からできているため、
工場で大量に、同じ質の革を生産することができます。

それに比べて天然皮革の牛革やコードバンは動物の革なので、原皮から革になるまでに手間暇がかかります。
また、ランドセルに使われている天然皮革というのは、元々は食用の動物だったため、数に限りがあるのです。

天然皮革の中でも特に希少性の高いコードバン

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特に、馬の革であるコードバンは食用としての数が少ないため、原皮自体が牛革に比べてとっても少ないのが現状です。
また、コードバンになるのは馬のお尻の革の部分。
お尻の革の中にある、厚さわずか2mmほどのコードバン層からしかコードバンは採れないんですよ。

馬一頭からランドセルのかぶせ2個分の革しか採れないくらい、コードバンの革は希少性が高いものです。
ですから、天然皮革の中でも特にコードバンのランドセルは高価になっているのです!

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天然皮革は加工にも手間がかかります。

ランドセルを作る過程の中でも、やっぱり天然皮革の方が加工に手間暇がかかります。

人工皮革は効率よくランドセルを作れる分安価に。

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常に質が均一のクラリーノ・クラリーノレミニカ。
ランドセルを作る際にも加工がしやすいのです。

ランドセルを作る際、最初に革をランドセルのパーツごとに切り抜く作業が必要ですが、
クラリーノ・クラリーノレミニカの場合には、5枚まとめて重ね抜きすることができます。
ですから、効率よくランドセルが作れます。

牛革やコードバンの場合は、職人が革の状態を見ながら、革1枚ずつ1パーツごとに切り抜いていく必要があります。
加工に手間がかかる分、天然皮革は高価になってしまうのです。

天然皮革のランドセルを安くするために革を薄くすると、耐久性がなくなってしまいます。

天然皮革のランドセルを作るときにもう一つ大切なのが、ある程度の厚さ・重さを保つことです。
実は天然皮革を薄く使うことで、ランドセルの値段を下げることはできます。
しかしそうしてしまうと、耐久性が全くなくなってしまい、人工皮革よりも弱くなってしまうのです。

元々天然皮革というのは人工皮革よりも耐久性があるものですが、これでは天然皮革の良さが台無しですよね。
天然皮革の質を保つためには、安くするために薄くする、ということはできないのです。

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革が高いのはやっぱり質がいいから!なのです。

今回は天然皮革のランドセルが高価な理由として、

・希少性が高いこと
・加工に手間暇がかかること
をご紹介いたしました!

 
次回の「天然皮革は高価な分、質が高く6年間気持ちよく使えます。」では、
天然皮革のランドセルが高いのは、やっぱり質がいいから!というお話をいたします♪

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