ランドセル寄贈式~山形市への寄付、今年で65回目を迎えました~
今年で65回目を迎えた山形市へのランドセル寄贈式。
寄付するランドセルは男の子女の子合わせて7本。
冬空の中、十日町本店の隣町、七日町にある山形市役所へお伺いいたしました。
カバンのフジタは地元・山形市の皆さまへランドセルをつくって届けて66年。
ランドセル販売を始めた翌年から、山形市へランドセルを寄付させていただいております。
今年はランドセル7本を寄贈いたしました。
右:代表取締役 藤田宏次 左:山形市市長 佐藤孝弘氏
応接室にランドセルをセットさせていただき、たくさんのご質問をいただきました。
Contents
フジタのランドセルはどんなランドセル?!
「6年間、お子さまの笑顔をつくるランドセルです」
先代の祖父の時代より、カバン屋として「いいのもづくり」をモットーに、「つくりの良いランドセル」がフジタのランドセルづくりの原点です。
今も昔も変わらず、「お子さまが6年間、毎日楽しく、元気に笑顔で学校生活をおくってもらえるように」という想いで、ランドセルをおつくりしております。
お子さまにとって安全で、親御さまにとっても安心してお子さまを送りだせる、雪国品質のランドセルです。
山形では、親御さまが小学生の頃に背負っていただいたという方も多く、親子3代で安心して背負っていただけるランドセルです。
「孫はフジタさんのランドセルです!」とうれしいお言葉を頂戴いたしました。
「雪国山形の環境が生んだ素材へのこだわりがあります」
山形市(置賜地区)は、冬は積雪で寒く、夏は盆地のため非常に暑くなり、1年を通して寒暖の差が激しいエリアです。
子どもたちの通学環境は、他の地域に比べても非常に厳しい中、お子さまが少しでも快適に通学できるよう、こだわったのが「背あて・肩ベルト裏」の素材です。ここは、お子さまの肌が直接触れる部分であるため、フジタは創業以来ずっと「ふっくら天然牛革」を使用しております。牛革製のランドセルも、クラリーノ製のランドセルも、すべてのランドセルが「ふっくら天然牛革」となっております。
人工皮革と比べて、外気温の影響を受けにくく、夏場は太陽の熱を吸収して表面温度が著しく高くなることなく、冬の寒い日は、ひんやりと冷たくなりにくい性質をもっています。
ですから、お子さまの敏感な肌に対しても、適度な温度感で背中を優しく包んでくれます。
汗の吸湿性もバツグンです!
人間の皮膚と同様に、動物にも毛穴があるため、素材自体が皮膚呼吸をして、通気性に優れます。
熱い夏の日に汗をかいたお子さまもヌルっ、ヌメっとしたイヤな感覚もなく、快適に背負っていただけます。
馴染むからオンリーワンのランドセルです!
また、牛革は馴染むといった特性を持ち、十人十色のお子さまの背中のシルエットにそっと馴染んでオンリーワンの背負い心地を体感いただけます。
「想いのすべては、キューブ型のヘリがないランドセルに詰まっています」
雪国のお子さまの通学路には危険がたくさん!除雪の影響で歩道が狭くなったり、凍結して滑りやすくなっていたり。お子さまが無事に帰宅するまで心配がつきません。
約10年前に学習指導要領が改定され、脱ゆとり教育の影響を受け、ランドセルは大きくなり、重くなるばかりです。
そんな中、昔と比べてもランドセルの外寸はそのままで、内寸だけが広くなり、A4フラットファイルが楽々入るランドセルがフジタのランドセルです。
また、牛革で1350g前後、人工皮革(クラリーノ製)で1150g前後と実重量も軽いランドセルです!
そんな雪国ならでは工夫や通学事情などのお話しで、寄贈式は終始和やかな雰囲気でした。
振り返れば、3年前の寄贈式で佐藤市長さまより
「ふるさと納税にフジタのランドセル。山形市のものづくりをもっと全国に知ってもらおう!」とお声掛けをいただき、山形市のふるさと納税の答礼品として扱っていただいております。
もうすぐクリスマス。お子さまに喜んでいただけたらと嬉しいです。
この度はありがとうございました。
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