革素材の最高峰！コードバンのランドセルの魅力とは

皆さまはランドセルの素材にこだわりをお持ちですか。
「どの素材が良いのか分からない」とお困りの方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ランドセルに用いられている素材について紹介します。
特にコードバンに焦点を当てて紹介するので、コードバンについて気になっている方はぜひご参考にしてみてください。

□ランドセルに使われる代表的な3つの素材とは

ランドセルに使われている代表的な素材は3つあります。
これらはそれぞれで合わせ持つ特徴が異なるため、ランドセル選びをする際は自分に合った素材を選ぶことが大切です。
ここからは、その3つの素材についてそれぞれ紹介します。

1つ目は、人工皮革です。
これは、ランドセルに用いられる主流となっている素材のため、ご存じの方も多いでしょう。
代表的な人工皮革クラリーノでも人気のあるこの素材の特徴は、カラーバリエーションの豊富さ、デザイン性(細かな装飾刺繍などが可能）に優れていることです。

また、重量の軽さも人気の理由の1つです。
実重量の軽さから、登下校時のお子さまの負担を和らげてくれるでしょう。

2つ目は、牛革です。
この素材は、丈夫で耐久性能が高いのが特徴です。
また、牛革が醸し出す高級感も非常に魅力的な要素の1つです。

3つ目は、コードバンです。
この素材は3つの中で最も高級素材であり、ランドセルの素材にこだわりを持つ親御さまから特に人気を集めています。
なぜこの素材が高い人気を集めているのかについては、ここからさらに詳しく解説していきます。

□コードバンのメリットとデメリットについて

コードバンはランドセルに使われている素材の中では、最高級との呼び声が高い素材です。
ここからは、コードバンのメリットとデメリットについてそれぞれご紹介しましょう。

まずメリットとして1つ目に挙げられるのは、美しい光沢感です。
この素材はとれる量が限られている貴重な革であり、革のダイヤモンドとも言われています。
その名の通り、美しい光沢感やきめ細かな繊維に魅力があります。
背負うだけで他とは異なる品格を演出できるのも、この素材が人気の理由と言えるでしょう。

2つ目は、高い耐久性です。
この素材は繊維が緻密で、馬の部位において筋肉が一番発達しているお尻の部分の革でできているため、傷がつきにくく型崩れもしにくいです。その強度は牛革の3倍から5倍程度とも言われています。
ランドセルは6年間使うものなので、強度にもこだわりたいという方には非常におすすめな素材です。

3つ目は、経年変化を楽しめることです。
この素材は、使えば使うほど特有の味が出てきます。
そのため、6年間愛着を持って使用していただけるでしょう。
革特有の味わいを楽しむには、コードバンは大きな魅力の1つです。

一方で、デメリットも存在します。
クラリーノや牛革に比べると若干重たいということです。
この素材は、他の素材と比べて重さの面では劣ってしまいます。
したがって、重量を分散させられる機能が備わったランドセルを選んで対策できると良いでしょう。

□コードバンのメンテナンス方法について

コードバンのランドセルを美しく保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
ここからは、そのメンテナンス方法について解説します。

まずは、雨などで水に濡れてしまった時のメンテナンス方法です。
乾いたタオルなどを使って水気をふき取り、自然乾燥させましょう。
この際の注意点として、早く乾燥させようとしてドライヤーなどを使用するのは避けることが重要です。
変形やシワの原因になる恐れがあるので注意しましょう。

最後に、汚れに対するメンテナンス方法です。
汚れを掃除する際には、最初に乾拭きをして汚れを落としていきましょう。

とはいえ、乾拭きだけではなかなか落ちない頑固な汚れもあると思います。

その際はご家庭用の中性洗剤やせっけん水を十分に薄め、水拭きをすることが効果的ですが、水拭きをした後はすぐに乾拭きすることを心掛けましょう。

□ランドセル選びで失敗しないためのポイントとは

ランドセル選びで失敗しないためには、いくつかのポイントに注意する必要があります。
まずは、ここまでご紹介してきた素材選びについてです。
それぞれの素材の特徴を理解したうえで、自分たちに合う素材を選びましょう。

次に、カラーとデザインです。
ランドセル選びをするにあたって、お子さまは派手なデザインやカラーのものを希望する場合もあるでしょう。
お子さまの希望をくみ取ってあげるのは大切ですが、デザインやカラーは後悔につながりやすいので注意が必要です。
6年間使うという前提条件を忘れずに選ぶようにしましょう。

□まとめ

今回は、ランドセルに用いられている素材について紹介しました。
コードバンには、他の素材には出せない魅力がたくさんあります。
ぜひこの記事で紹介したことを参考にして、ランドセル選びをされてみてはいかがでしょうか。