ランドセル2020速報!女の子ランドセルを福島店より生レポート!VOL.1
福島店 店長の遠藤です。
私は昭和49年に入社。二世代に渡ってランドセルをお届けさせていただける私は幸せ者です。
キャリアの長いが故、冒頭にまずフジタとランドセル歴史、フジタのランドセルづくりへの「魂」についておはなしさせてください!
Contents
『これ以上のランドセルはない』
カバンのフジタはハンドバッグ・鞄専門店としてすでに60年の歳月を超えております。来年2020年には東京オリンピック・パラリンピックが行われますが、1964年(昭和39年)に開催されたアジア初となる東京オリンピックの時も、カバンのフジタは一生懸命ランドセルの開発に力を注いでおりました。
ランドセルは1957年(昭和32年)の会社設立時から取り扱い始めました。先代社長(現相談役)が「子どもさんの笑顔のために」と、研究開発そして販売を行なってきたと聞いております。
私たちカバンのフジタが求めるランドセルはまさしく、
笑顔で「お子さまが楽しく学校に行く」元気に行ってきま〜す!そして元気にただいま〜!を追い求めております。
その光景には必ずランドセルがあります。
最高の元気には最高のランドセルが似合います。
では「これ以上のランドセルはない」「最高のランドセル」とは一体どんなものなのでしょうか。
ランドセルは大正天皇が学習院に入学されたことを祝い、当時の内閣総理大臣伊藤博文が革製の四角い箱型の「背嚢(はいのう・背負いカバン)」を特別あつらいして献上したことが始まりと言われております。この箱型の原型が現在のランドセルの元となりました。現在数多くの一般的なランドセルはこの流れから「学習院型ランドセル」と言われております。
(なつかしいフジタの旧ランドセル呼称:ぴょんちゃんランドセル)
ランドセルが日本全国に普及し始めたのは昭和30年以降。高度成長が始まりかけの頃と言われます。当時のランドセルのサイズは今よりもひと回りもふた回りも小さかったのに、重さは1,500グラム以上もあったと言われます。
又、黒と赤の定番カラーが長年にわたり続いておりましたが、最近はカラー化にはじまり特に女の子にはピンクやパープル・サックスカラーや、刺しゅう・裏地の色・ハートやリボン金具などかわいいランドセルが多くなりました。
しかし、保護者さまより大人のバッグと異なり、ファッションバッグではないのであまり派手なものでない方が良い、飽きられると困るという声が少しずつ増えてまいりました。特に女の子は、四年生ごろからアニメキャラクターがイヤだ、刺しゅうが可愛かったけど飽きた、などと店頭でお母さま方のお声もあります。
カバンのフジタではランドセルは基本的に実用品という考えです。
そこに少し今の時代のスパイス、例えば女の子に人気のピンク・パープル・サックスカラーなどのカラーバリエーションを増やしたり、華美になりすぎない可愛い!ランドセルをつくっております。
フジタは今も昔も6年間ランドセルとともに「楽しく学校に行く」お子さまにとって大切な「安心・安全」をはじめ、「背負いやすい」「軽い」「丈夫」を60年以上も前から研究開発・販売に努めております。
昨年あたりから「ランドセルが重い」とテレビなどで話題となっております。実際はランドセル自体が重いのではなく、先述のように当社のランドセルは昔より大きくなっているのに革製でも軽くなっている(当社比)のです。一時期、他社様では大型化に伴い軽いランドセル競争のようなものがありました。でも強度に心配があり6年間安心できません。
フジタはお子さま思いを常に中心として、ブレずに丈夫で安心のランドセルをつくり続けてまいりました。
又、フジタは芯材をはじめベルトの付け根金具、錠前、ウラ生地もその他全ての素材を見直しております。驚くことにオモテの素材と芯材やウラ地を貼りつける際、以前はたっぷりと接着剤を使用しながらつくらないといけなかったそうです。
ランドセル全体の重さにかなり影響を与えていると職人の方から聞きました。現在使用の最新接着剤は、少量でも非常に伸びがよくさらに接着力が強くなったそうです。
さらに、錠前もプラスチックにメッキ加工物から頑丈で超軽量のアルミ合金に変わりました。
文部科学省はゆとり教育の見直しとして学習指導要領を変えました。ランドセルが重いとは、学習する量が増えたことによって教科書の厚み(重量)が以前より大幅に増えたことにあります。教科書や副教材のサイズは一部A4サイズに変わりました。この大判化がランドセルのサイズを変えたことは事実です。
ランドセルの大きさは昔の「B5サイズ」からA4プリントが入る「A4サイズ」に、そして「クリアファイルも入るA4サイズ」へ、現在は「A4フラットファイルが入るサイズ」へとすごく大型化してきているのにもかかわらず、重さは反比例して軽い方へと変化し進化しております。
しかし、大きいランドセルは背負った時のバランスも悪くなりお子さまの体への影響が懸念されます。 お子さまにとって一番良いのは何なのか?「小さいのにいっぱい入るランドセルってどんなの?」 なぞなぞみたいですが本気で考えました。
そしてついに出来ました!
サイズは従来とほとんど変わらないのにA4フラットファイルが入る。それが『キューブ型ランドセル』です。
2012年にすべてのランドセルをキューブ型に変更して以来、毎年女の子に人気のスパンコールのハートのモチーフが人気の「ラブハート」シリーズは代表格でもあります。
牛革ランドセルにおいてはフジタ本店よりほど近い山形市郊外で、丁寧に仕上げられた美しく丈夫な「山形レザー」を使用しており、天然革の魅力を十分に感じていただけると思います。
以下、山形レザーをタップして「ふっくら天然革へのこだわり」をご覧ください
可愛い背中の男の子にも女の子にも負担が増えないコンパクトなのに大容量ランドセル『キューブ型ランドセル』。
これは伊藤博文が学習院初等科に入学する際、大正天皇からランドセルを献上された約100年前から続いたランドセル製法を変える挑戦でもありました。
…この続きは次回にさせていただきます。
すでに2020年ご入学のお子さまのご予約が全国からいただいております。
次回は、特にかわいい女の子のシリーズに絞り、お話しさせていただきます。
ありがとうございます。
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