「雪国生まれフジタの手づくりランドセル」全モデルの共通ポイント!
「2020 雪国生まれフジタの手づくりランドセル」は全16シリーズ73カラー
つくり・サイズはすべて共通です。
そのため、ランドセルを選ぶ際は「素材・カラー・デザイン」で絞っていくと概ね選択肢が狭まってきて、選びやすいです。
先日までの記事で各シリーズの特長をご紹介いたしましたので。
本日は全シリーズの共通部分についてご紹介したいと思いますl
Contents
「キューブ型ランドセル」
2011年、学習指導要領改訂により教科書や教材のサイズがB5版からA4判へ大きくなりました。
一つの基準になる「A4フラットファイル」の登場。
改定前のランドセルは「A4クリアファイル」しか入らないサイズでしたが、今では「A4フラットファイル」対応にサイズアップしております。
そのため、ランドセルが一回り大きくなってお子さまの負担が増えているのが現状です。
フジタでは、A4版へ変わってもお子さまの負担が増えないランドセルをつかっていただきたい想いから、すべてのランドセルをキューブ型に変えました。
従来の製法でつくったランドセル(=学習院型)は、本体と背あてを外側で縫い合わせるため縫い代(ヘリ)が外側に出っ張ってしまいます。
しかし(キューブ型)は、本体と背あてを特殊なミシンで内側から縫い合わせるので縫い代が残りません。
キューブ型ランドセルは、改定前の「A4クリアファイル」対応の外寸のまま、中身は「A4フラットファイル」が入り、「コンパクトだけど大容量」を実現いたしました。
サイズは全モデル共通です。
・外寸:約幅250×大マチ130×高さ330(mm)
・内寸:約幅235×大マチ125・130(最高部)×高さ315(mm)
「しっかりキューブ」
キューブ型ランドセルと聞くと、「耐久性はどうなの?」「ヘリがない分だけ壊れやすいのでは・・・」と心配されるかたもいらっしゃると思います。
ランドセルはお子さまが6年間使うものですので、それだけしっかり丈夫におつくりしております。
ポイント1~”しっかりくん”で丈夫で大きなマチ~
開口部には”しっかりくん”と呼ばれる補強材を入れております。
つぶれに強くするため太いピアノ線(鉄芯)を張っています。
大マチ部分の補強材は、強度を高めるためリブ構造を採用。
この2つを兼ね備えた”しっかりくん”で、開口部を丈夫におつくりしております。
ポイント2~手縫い仕上げ~
ランドセルは肩ベルト2本で数キロの教科書を支えております。
肩ベルトの付け根など負担が大きくかかる部分は鋲止めをし、その後手縫いにてさらに補強しております。
0番糸という太い糸を使い、手縫いでしか縫うことのできない金具との”際”部分を縫うことで、より丈夫に仕上げました。
金具との隙間があると、走ったり動き回ったときに揺さぶられ、そこから壊れやすくなってきます。
手間暇かかる作業ですが、とても大切で、一針一針職人の想いと高度な技術が詰まってます。
ポイント3~ヨコ巾は2cm小さく、マチは1cm大きく~
手に荷物を持つことのないよう、マチを1cm大きくしてできるだけたくさん入るように致しました。
「背負いやすいから軽く感じる工夫」
肩だけで背負うランドセルは、どうしても重く感じてしまいます。
フジタのランドセルは肩だけでなく、「肩・胸・背中」にフィットし、身体全体で重さを分散して背負う工夫をしております。
スーパーXベルト
特徴的なカーブを描いた肩ベルト。
まるでアルファベットの「X」のような形状は、お子さまの肩・胸・脇腹にピッタリ沿ってフィットします。
バックパックからヒントを得たこの形は、ランドセルの重さを分散させるとともに、お子さまの体勢と一体となってバランスを崩しません。
フィットカット
お子さまの腰にあたる部分の背あてを盛り上げて、背中にフィットする構造にしました。
腰の凹みとフィットカットがぴったりと密着するので、隙間がなく一体となります。
ふっくら天然ソフト牛革
天然皮革ならではの「丈夫さ・あたたかみ・馴染みやすさ」
お子さまの身体に唯一触れる部分だからこそ、背あてにはすべてふっくら天然ソフト牛革を使用しました。
夏は涼しく、冬は温もりを感じられ、背負いやすいです。
表面の無数の毛穴がお子さまの汗を吸ってくれ、蒸れにくいのでいつでも快適に背負えます。
「安心、安全への想い」
雪国である山形は、冬場は暗くなるのが早かったり、毎日の通学路が圧雪でせまくなったりと、大変危険で心配な場面がいくつもございます。
お子さまの安全と、親御さまの安心をいちばんに想い、様々な工夫を施しました。
「360°ピカッとライン」
反射材をかぶせ・肩ベルト・大マチの前後左右に装備し、360°どの角度からでもピカッと光ってお子さまの存在を知らせます。
全方位に反射材がついているので、後付けなども必要ありません。
「右側だけフック」
右側通行にて指導され登下校するお子さま。
左側に何かぶら下げていると、車や自転車などへの巻き込みの危険性があるため、あえてフックは右側だけに取り付けました。
「雨・雪 防水加工」
雪が積もった日にはお子さまも元気いっぱいに遊びまわります。
ランドセルを雪の上に置いたままでも問題ないよう、牛革もコードバンも防水加工をいたしました。
ご紹介いたしました部分は、雪国生まれフジタの手づくりランドセルすべてに共通している部分になります。
ご家族みなさまが安心して、ご納得いただければ幸いです。
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