軽いランドセルを選ぶためのポイントについてご紹介します!

ランドセルは毎日使うものなので、できるだけ使い勝手の良いものが望ましいですよね。
特に、ランドセルにはたくさんの教科書やノートが入るので、ランドセル本体の重さは極力軽いものを選びたいところ。
そこで今回は、軽いランドセルを選ぶ上で注目するべきポイントについてお伝えします。
お子さまの通学に対する負担を軽減するためにも、軽いランドセルの選び方をしっかり把握しておきましょう。

□軽いランドセルを選ぶ際のポイント

背負い心地が軽く、負担の少ないランドセルを選ぶためには、どこに注目したら良いのでしょうか。
ここでは、軽いランドセルかどうかを見極める際に、着目してほしい3つのポイントについてご紹介します。

1.重量だけでなく背負いやすさも重要

軽いランドセルかどうかを見極める際、多くの方が最初に目を向けるのは「ランドセル本体の重さ」だと思います。
もちろん軽いランドセルを選ぶ上で、本体の重量も大切なポイントですが、それ以上に「ランドセルの背負いやすさ」にも気を配らなければいけません。

ランドセル自体の重さは軽くても、背負った時の「体感重量」が重く感じる商品もあります。
そのため、ただ軽いランドセルではなく、背負った時の体感が軽く感じるランドセルを選ぶようにしましょう。

2.「大容量」かつ「軽い」ものがベスト

軽さばかりを求めすぎると、サイズの小さいものを選んでしまい、たくさんの教科書やノートを入れるには容量が足りなくなってしまうことがあります。
ランドセルの本来の目的は「荷物を持ち運ぶこと」にありますので、しっかりと十分な容量を確保できて、なおかつ重量が軽いものを選ぶようにしましょう。

3.素材が丈夫かどうかをチェック

ランドセルの素材としてよく使われているのは、本革の「牛革」「コードバン」と、人工皮革の「クラリーノ」です。
それぞれの重さについて比較すると、牛革・コードバン・クラリーノの順に、1,300〜1,600g、1,200〜1,400g、1,000〜1,200g前後になっています。

そのため、重量についてのみ考えれば「クラリーノ」が最も軽いですが、その分耐久性には少し劣ります。
長期にわたって使用するランドセルは耐久性も重要になるので、軽くて丈夫なランドセルを購入するためには、ただ軽いだけでなく、耐久性のある素材なのかどうかもきちんと確認しておきましょう。

□軽く背負いやすいランドセルの特徴について

ここからは、使用感の軽いランドセルに共通するいくつかの特徴についてご紹介します。

*背中にフィットする

背負った時に背中とランドセルの間に隙間が空いていると、前傾姿勢になって腰や肩に負担が集中してしまい、必要以上に重く感じてしまいます。
背中と背あての部分がフィットしていることで、自然な姿勢をキープでき、負担を分散させられるので体感重量が軽くなります。

*肩の形に合ったずれにくい肩ベルト

肩ベルトがずれにくく、肩の形状に合うように設計されているものなら、重さが1か所に集中することがなく、肩への負担が軽減されます。
また、ランドセルを背中にフィットさせるためには、背丈に合わせて肩ベルトを調整することが大切です。
ランドセルを背負ったときに重心が高いほうが軽く感じますので、どれくらい調整の幅があるのかについても確認しておきましょう。

□軽いランドセルを選ぶ際に悩む点とは?

「できるだけ軽いランドセルを背負わせたい」と考えたときに、いくつか気になるポイントがあるかと思います。
そこでここでは、軽いランドセル選びで多くの方がお悩みになる3つのポイントについてお答えします。

*ナイロンや布製のリュックでランドセルの代用はできる?

「軽さを重視するのであれば、ランドセルよりもナイロンや布製のリュックが良いのではないか」と考えるかもしれません。
確かに、本体の重量を考えるのであれば、ランドセルよりもリュックの方が軽く、価格帯を考慮してもリュックの方が安いものが多いです。

ただし、背負い心地を考えると、本体の重さよりも「体感重量」が大きく影響してきます。
ナイロンや布製のリュックは確かに軽いですが、ランドセルほどの身体への負担は軽減してくれません。
毎日重い荷物を入れて持ち運ぶことを考えた場合、負担の軽さや機能性も重要になってくるため、やはり通学向けに作られているランドセルが最適だといえるでしょう。

*100〜200gの違いで軽くなる?

どのランドセルにするかを決める際、ほんの100〜200gの違いでも、ついつい気にしてしまうかもしれません。
100~200gはおおよそノート2冊分の違いであり、それ程重さに違いが出るとはいえません。
そのため、細かな重さの違いを気にするよりも、むしろ使用感を大事にしてランドセルを選ぶようにしましょう。

*工房系のランドセルでも軽いものはある?

工房系のランドセルには、主に本革の牛革やコードバンが使用されているため、「重いものが多いのでは」とイメージされているかもしれません。

しかし、工房系のランドセルにも軽いものはありますし、むしろ背あてや肩ベルトにこだわっているため、体感重量は軽いものが多いです。
ここまでお伝えしてきたように、ランドセルの使用感を重視する上では、「本体の重さ」よりも「体感重量」が重要になってきます。
そのため、背負った時の感覚が軽い商品をお探しの方は、ぜひ工房系のランドセルも検討してみてください。

□まとめ

負担の少ない軽いランドセルを選ぶ上では、ランドセル本体の重さよりも、背負った時の体感重量が軽いものを選ぶことが大切です。
そのため、安くて軽いランドセルが必ずしも使用感が軽いとは限りませんので、実際に背負ってみて「軽い」と感じたかどうかを重視するようにしましょう。

カバンのフジタでは、展示会やサンプル貸し出しサービスで、ランドセルの背負い心地を確認できます。
背負い心地が軽く、負担の少ないランドセルをお探しの方は、カバンのフジタのランドセルをご検討ください。

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