小柄なお子さまへ！ランドセル選びのカギは重さよりも背負いやすさにアリ
「子どもが小柄だからなるべく軽いランドセルを選びたい」「軽いランドセルを選びたいけど他の要素も妥協したくない」といった悩みでお困りではありませんか。
最近では小学生の体格に対するランドセルの重さは世間的にも問題視されていますよね。
しかし実はランドセルの「重さ」自体はそこまで重要ではないんです。
ではなぜそういえるのか、重さに重きを置いたランドセル選びのポイントについてご説明します。
□ランドセル本体の重さを素材ごとに解説
何となく重たいイメージのあるランドセルですが、そもそもどのくらいの重さなのでしょうか。
一般的には1,100g～1,300gが平均的な重さだと言われています。
そのため人気のあるブランドのランドセルなど、世の中に流通しているランドセルはこの重量の範囲内で作られていることが多いです。
ただし使われている素材によって多少重さが変わってきますので、注意が必要です。
ここではランドセルに使われている素材を3つ挙げ、それぞれの重さの違いをご紹介します。
＊人工皮革
人工皮革とは、天然皮革の構造を元に人工的に作られた素材のことを指します。
重さは約1,000g～1,200gです。
天然皮革製のランドセルと比べ価格が安く、色も豊富なことから多くの方に選ばれています。
＊牛革
牛革は、その名の通り牛の革をなめして作られる天然皮革のことを指します。
重さは約1,200～1,400gです。
天然の革を使用しているため人工皮革と比べやや重いですが、密度が高い分耐久性に優れています。
＊コードバン
コードバンとは、紳士向けの高級革製品に使われる素材としても名高い、希少な馬のお尻の革をなめした素材のことを指します。
重さは約1,300g～1,500gです。
素材ごとの比較では最も重いですが、体へのフィット感が高くかなり丈夫な作りのものが多いのが特徴です。
□ランドセル自体の重さはそこまで重要ではない！
さてここからは、前述した素材ごとの重さの違いを踏まえつつ、「ランドセル自体の重さ」が重要でない理由を2つ挙げて解説します。
1つ目は、体感重量が最も重要だからです。
体感重量とは、実際の重量ではなく、背負った際に感じる「感覚的な重さ」のことを指します。
実際、数百グラムの重さの違いは体感的にほとんど影響しません。
それよりも背負った際にどれだけ軽く感じるか、が重要です。
体にフィットしたものを選べば、重さを体全体に分散できるため、軽く感じさせられます。
2つ目は、100g程度の差は大したことがないからです。
たとえランドセル自体が数百グラム軽くても、中に入れる教科書や学用品によって総重量なんて簡単に変わりますよね。
分厚さによって前後はしますが、小学生の使う教科書の重さは大体150g～200gです。
教科書一冊分程度のグラム数の差にこだわっても、実際持ち歩く際にはあまり関係ないのです。
このように、ランドセルの重さが気になるのは選ぶときだけで、実際使ってみたら気にならなくなることがほとんどです。
さらに言えば、今は小柄で大きなランドセルを背負うのが心配に思えるお子さまでも、数年すればグンと大きくなって不安もなくなるかもしれません。
軽さにこだわりすぎて耐久性や耐水性を妥協してしまい、後になって後悔したというケースもあります。
ランドセル選びの際は、実際のグラム数よりも体感重量が大事ということに注意してください。
□使いやすさで選ぶなら！重さよりも背負いやすさが重要
ここまでご紹介したように、ランドセル選びにおいては数字で見える「重さ」よりもいかに身体にフィットするかという「背負いやすさ」が重要です。
そこでここからは、カバンのフジタでランドセルを軽くするためにこだわっている「3つのフィット感」についてご紹介します。
1つ目は、使うほどやさしく身体になじむ「ふっくら天然皮革」です。
カバンのフジタで販売しているランドセルでは、肩ベルト裏・背あての部分に「ふっくら天然皮革」を使用しています。
お子さまの背中にぴったり密着し、ご入学からご卒業までひとりひとりに合わせたやさしい背負い心地を実現します。
2つ目は、身体の曲線にフィットする「スーパーXベルト」です。
まっすぐだった従来のベルトを、肩・胸・脇腹にフィットするX字型のベルトに改良しました。
登山用リュックからヒントを得たカーブで体への高い密着感を得られます。
3つ目は、背中と腰で重さを分散できる「フィットカット」です。
「スーパーXベルト」で分散した荷物の重さを、大きく盛り上げた背あて部分「フィットカット」で支えます。
面積の広い腰と背中で荷物を支え肩にかかる負担を軽くすることで、体感重量を軽くすることが可能になるのです。
□まとめ
少しでも軽い方がいいと思われがちなランドセルですが、実際には少しのグラム数よりも背負いやすさの方が重要です。
体感重量を軽くするために、体へのフィット感が高いモデルを選びましょう。
他にもランドセル選びでお困りの際は、お気軽にカバンのフジタまでお問い合わせください。
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