ランドセルを買い替えたいと言われたら?考えられる原因と対応策を解説
「ランドセルを買い替えたい」、お子さまから突然の希望を受けてお困りではありませんか。
6年間使い続ける前提で購入しているためよっぽどの理由がない限り買い替えは難しいという思いと、我が子が困っているなら力になりたいという思いで揺れ動かれているのではないかと思います。
そこで今回は、「ランドセルを買い替えたい」というお子さまの真意を読み解き最善策を見つける方法をご紹介します。
Contents
□買い替えたいのはなぜ?考えられる原因とは
「ランドセルを買い替えたい」と突然言われても、その理由が分からなければ簡単にいいよとは言えないですよね。
お子さまが突然ランドセルの買い替えを希望する背景には、深刻な問題が隠れている可能性もありますので慎重な対応が必要です。
以下に挙げるパターンから、お子さまの真意を見極めていきましょう。
*デザインが気に入らなくなった
お子さまの希望に寄り添ってランドセルを選ぶご家庭がほとんどですが、当時のお子さまはまだ5.6歳。
数年後に気が変わって、自分のランドセルを嫌いになってしまうというケースは意外とよくあるのです。
目立つデザインにお子さまが恥じらいを感じている場合は、無地のランドセルカバーなどで見た目を変えることを提案してみるのがおすすめです。
色が気に入らない、と強く主張する場合はランドセル以外のこだわりも観察してみてください。
洋服や色鉛筆などで特定のカラーに強いこだわりを持っている場合、発達障害の可能性も考えられます。
その場合は学校の教諭やしかるべき機関に話を聴きましょう。
諭すよりも買い替えるべきという判断がされるかもしれません。
*身体の不調を訴えている
小学生の体格に見合わない重すぎるランドセル問題。
腰痛や肩こりを訴える場合は、荷物が重すぎて体に過度な負荷がかかっていると考えられます。
ランドセルが体にフィットしておらず、肩や首まわりに負荷が集中してしまっている可能性も。
おそらく持ち運ぶ教材をすぐに減らすのは難しいでしょうから、高機能でお子さまに合ったランドセルに買い替える方がよいかもしれません。
このほかにも、転校で環境が変わったため周りと違うランドセルが目立っているパターンや、故障により使いづらくなっているパターンなどお子さまによっても理由は様々考えられます。
いじめや不登校などの原因の一端にもなりますので聞き流さずに、真剣に話を聴いてあげてください。
□いざ買い替え! 意識するべきことは?
話し合いを経ていざ買い替えするとなったら以下のことを意識してみてください。
・今のランドセルのどこが嫌なのか⇒新しいランドセルはどんなものがいいのか
・今のランドセルを選んだ時に他に気になっていたランドセルにはどんな特徴があったか
・人気モデルを希望するなら4.5月がピーク
買い替えない前提で購入したランドセルの買い替えというイレギュラーが発生していますので、同じことが起こらないような対策が必要です。
「今のランドセルの何が原因で買い替えたいのか」「新しいランドセルはどんなものがいいのか」これらについてお子さまと親御さまの意見をしっかりすり合わせましょう。
さらに、一から情報を集め直してランドセル選びをし直すのは大変な苦労を伴います。
今のランドセルを選んだ際に候補となったランドセルの特徴はかなり重要な情報ですので確認してみましょう。
ランドセルの購入は1~3月でカタログ請求、4~6月で購入決定などある程度時期が決まっているイベントです。
それ以外の時期に買い替えを考えた場合は、売れ残りの在庫の中から選ぶことを覚悟しなければなりません。
これらを踏まえて最も重要なことは、買い替えの理由やランドセルの大切さを改めてお子さまに伝えるということです。
もし万が一軽い気持ちで買い替えを希望しそれが叶ってしまった場合、お子さまの意識の中でのランドセルの価値が低くなってしまうからです。
□買い替えた後の流れで気を付けるべきポイント
ランドセルを買い替えた後は、お子さまの様子に注意して観察してみましょう。
特に低学年のお子さまであれば、気まぐれに好みが変わることもあります。
買い替えに至った理由にもよりますが、新しいランドセルで満足できているかの確認は重要です。
身体の不調が原因で買い替えに至った場合は、その問題が改善されているかも注意すべきポイントです。
買い替えても腰痛や肩こりが続く場合は、ランドセルから他の通学方法に変えることも考慮しなければなりません。
□まとめ
様々な原因からランドセルの買い替えを希望するお子さまは少なくありません。
もしお子さまから買い替えを希望されたら、まずはなぜそうしたいのか真剣に聴いてあげてください。
いじめや不登校につながる深刻な問題が潜んでいるかもしれません。
カバンのフジタでは体への負担が少ないランドセルもお取り扱っております。
2度目のランドセル選びでお困りの際はカバンのフジタまでお気軽にご相談ください。
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