わんぱくなお子さまへ!耐久性の高いランドセルの選び方
とにかく丈夫なランドセルを探しているけど、重さや価格とのバランスでお困りではありませんか。
わんぱくなお子さまでも安心の耐久性を備えたランドセルの選び方について、素材別・部分別にご紹介します。
重さと耐久性のバランスの取り方も併せて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
□まずは素材別! 耐久性の違い
丈夫で耐久性の高いランドセルについて、まずは素材ごとの特徴を挙げながら違いをご紹介します。
ランドセルに使われる主な素材は以下の3つです。
・クラリーノ(人工皮革)
・牛革
・コードバン
素材自体の純粋な強度を求めるならば、断然コードバンがおすすめです。
コードバンとは、馬のお尻からランドセルのかぶせ2枚分しか取れない希少な素材で、高い耐久性とハリツヤあふれる高級感が特徴です。
革自体の強度の強さから、6年経ってもツヤツヤを維持できるのが魅力のコードバンランドセル。
少し重量が増すのがネックですが、一生に一度の機会ですのでご検討してみてはいかがでしょうか。
ランドセルは革製品ですので水に濡れたら都度乾かすなどのお手入れが必要ですが、それが嫌だという方にはクラリーノ(人工皮革)がおすすめです。
クラリーノは天然皮革の構造をモデルに人工的につくられた素材で、耐水性に優れカラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
天然皮革である他の2つの素材と比べ、雨などの水分に強いのでこまめなお手入れが苦手という方にピッタリと言えるでしょう。
ただし人工的に作られた繊維構造ですので、耐久性の面では天然皮革に劣るという難点があります。
クラリーノより耐久性が欲しいが、コードバンだと重量が気になってしまうという方におすすめなのが牛革製のランドセルです。
耐久性に優れ、近年ではカラー展開も豊富にされている牛革はまさにランドセルに最適な素材と言えます。
また、それでも天然皮革である牛革は重いというイメージがあり避けてしまうかもしれませんが、重要なのは重さよりも背負いやすさです。
最近では背負いやすさに着目し、重く感じさせない牛革ランドセルも多く開発されています。
□続いて部分別! 耐久性を見極めるポイント
続いて耐久性を見極めるポイントを部分別にご紹介します。
1つ目は、肩ベルトです。
肩ベルトは背負ったときにランドセルの重さによる負荷が最もかかる場所です。
ここの作りが甘いと、負荷に耐え切れず取れたりちぎれたりといった破損を引き起こしてしまいます。
2つ目は、背カンです。
背カンとは肩ベルトをまとめる付け根の部分のことで、負荷がかかりやすい場所です。
背カンが壊れるともれなく肩ベルトも外れてしまい、姿勢悪化や負担増加の原因にもなるので購入前の念入りなチェックが重要です。
3つ目は、錠前です。
6年間で何度も開け閉めを行う錠前。
壊れていると物がきちんとしまえず中身が飛び出したり、物を盗られたりする心配が生まれますので注意が必要です。
4つ目は、コーナー部分です。
ランドセルの角部分は、お子さまが置く際などによくぶつけたりすれたりする部位です。
この部分が二重だったり強化パーツがついていたりと、こすれに強いランドセルをおすすめします。
□最後に重さと耐久性のバランスの取り方を解説
耐久性を重視したランドセル選びにおいてはハリとツヤを兼ね備えた天然皮革がおすすめですが、重くなってしまうことが難点です。
まだ体の小さいお子さまが背負われることを考えると、少しでも軽くしたいのが親心ですよね。
ここではどちらも譲れない要素、重さと耐久性についてそれぞれのバランスの取り方を解説します。
まずランドセルの平均的な重さについて、使われている素材によって以下のような違いがあります。
・クラリーノ(人工皮革)製⇒約1100g~1350g
・牛革製⇒約1250g~1400g
・コードバン製⇒約1400g~1600g
やはり人工皮革と比べると天然皮革は重い傾向にあることが分かります。
体の小さな小学1年生にとっては、100g~200gの違いも大きなものと感じられるでしょう。
本来の耐久性を担保するためにもこれ以上の軽量化は難しいですが、背負いやすく重さを感じさせないランドセルの開発は進んでいます。
肩ベルトや背あてを工夫することで体にかかる負担を分散させ、実際の重さを感じにくくさせるのです。
高い耐久性の代わりにどうしても重量が増してしまう天然皮革製のランドセルも、体へのフィット感を重視して選ぶことで重いというデメリットをある程度解消できるのではないでしょうか。
□まとめ
丈夫で耐久性の高いランドセルは素材や部位ごとにポイントをチェックし、最終的には体にフィットするものを選びましょう。
素材では天然皮革でコシのある牛革、部位では肩ベルトやコーナー部分が特に重要なポイントです。
体にフィットするランドセルを選ぶことで体感重量を軽くできるので、耐久性が高い代わりに重くなってしまう天然皮革でも妥協せず選べます。
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