牛革ランドセルのお手入れ方法とは?ケース別にご紹介
ランドセルは6年間の学校生活で毎日使うもの。
お子さまのためを想うと丈夫で長持ちする良いものを購入してあげたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが牛革のランドセルです。
今回は、牛革ランドセルの特徴とお手入れ方法を紹介していきます。
Contents
□牛革はどんな素材?
牛革は、本革と呼ばれる部類に分類されます。
本革のランドセルには、大きく分けて牛革とコードバンという2種類に分かれています。
コードバンは、馬のお尻の革を使用しており、一頭の馬から作れるランドセルはわずかなことからとても貴重なものです。
一方で、牛革は大量生産できる他の素材と比べると高級ではありますが、本革の中では一般的な素材とされています。
耐久性が高く、長持ちしやすいことからランドセルとして6年間使っても壊れる可能性が低いです。
しかし、雨に弱いというデメリットがあることから雨が降った日のお手入れが必要となります。
雨が降った日にはその日のうちにお手入れするのがおすすめです。
□牛革ランドセルのお手入れ方法
牛革のランドセルはお手入れが必要であることをお伝えしましたが、ここでは、牛革ランドセルのお手入れ方法について紹介していきます。
ケースによってお手入れの仕方は異なりますのでそれぞれ見ていきましょう。
*雨で濡れてしまった場合のお手入れについて
雨で濡れた時は乾いた布でしっかりと水分を拭き取りましょう。
ランドセルは防水・撥水加工がされているため、少し水がかかったくらいで過敏に反応する必要はありませんが、雨でたくさん濡れてしまった時は注意が必要です。
ランドセルを濡れたままにしておくと、内側まで水が中まで浸透し、傷んでしまったり、革が硬くなってひび割れしてしまったりする恐れがあります。
濡れた後は早めに拭き取り、拭いた後は直射日光を避けて風通しの良い場所で時間をかけて乾かすようにしましょう。
*汚れている時のお手入れについて
軽い汚れであれば、硬く絞ったタオルやハンカチなどで水拭きしましょう。
それでも落ちない汚れであれば、皮革用クリーナーを使うのがおすすめです。
クリーナーを乾いた布や柔らかいブラシに取って、軽くこすりながら気になる汚れを落としていきます。
クリーナーを使った後は、布か化学雑巾にワックスを少しつけ、全体を良く磨くとさらにきれいになります。
その後、吸収性の良い布で空拭きして仕上げをしましょう。
汚れの中でも特に落ちにくいのが日焼け止めや虫よけスプレーによるものです。
夏を過ごしていく上では欠かせないものですが、ランドセルを背負ったままの状態やランドセルが近くに置いてある場所での使用は避けた方が良いでしょう。
また、ランドセルは作る段階で撥水加工や耐キズ加工がされています。
無理にこすってしまうとこの加工がとれてしまう可能性があることから、強くこすったり、洗剤を使ったりするのは避けてください。
*ひび割れしている時のお手入れについて
革で作られたものは、乾燥によってひび割れを発生させます。
また、ランドセルカバーを長い間付けっぱなしにしていると湿気がたまりやすく、ひび割れが起こることもあります。
ひび割れが発生してしまったら、乾いた布で十分に拭き取った後で、保革油を少し含ませた布を用意し、塗り込みます。
保革油を塗ることで革が柔らかくなってきますが、塗りすぎると必要以上に柔らかくなってしまうので注意しましょう。
□その他のメンテナンス
先ほど紹介した濡れ、傷、ひび割れ以外にも症状ごとに対処が必要です。
ここでは、しわ、かぶせの折れのメンテナンスについて紹介していきます。
*しわ
保革クリームを使って繰り返し塗り込みましょう。
元の状態に完全に戻ることはありませんが、しわが目立ちにくくなります。
*かぶせの折れ
ランドセルのフタ部分のことを「かぶせ」といいますが、折れたりめくれたりすることがあります。
そのような場合には蒸しタオルで革を湿らせ、折れている方向と反対側に巻いてしばらく放置しましょう。
元に戻してまっすぐになったところで本のような重いものをのせて固定してください。
自宅でメンテナンスを行う時には必ず説明書を確認しましょう。
ものによって、適切なお手入れの方法が異なる場合があり、説明書に適切な補修の方法や注意点が記載されていることがあります。
説明所が見つからず、心配な場合はメーカーに問い合わせてみると良いでしょう。
また、ランドセルには保証が付いているものもあり、その場合は無償で修理を依頼できます。
当社のランドセルはわざとつけられた傷や落書きなどを除き、6年間無料で修理保証させていただきます。
修理に時間がかかる場合でも代替ランドセルを用意させていただくため、安心です。
□まとめ
牛革ランドセルの特徴とお手入れ方法を紹介しました。
牛革ランドセルは、耐久性に優れており、長く使い続けられます。
しかし、お手入れが必要なため今回紹介したお手入れ方法を参考にしっかりとお手入れを行いましょう。
購入後も安心していられるランドセルをご希望の方は、アフターサービスが充実したカバンのフジタまでお問い合わせください。
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