安物のランドセルでいじめは起こるの?高いものが買えない際の対処法もご紹介!

お子さまが小学校に進学する際、入学に向けてランドセルを用意することになると思いますが、ランドセル選びでは気になることや心配になることがいくつもありますよね。
その中でも、特に多くの方が心配されているのが、ランドセルが原因によるいじめ。

「安物のランドセルを使っていると友達からハブられてしまうかも」
このような心配をされている方もいらっしゃると思います。

そこで今回は、実際にランドセルが原因でいじめられる可能性があるのかどうかと、いじめのリスクがないランドセル選びのポイントついてお伝えします。
お子さまを安心して学校に通わせたいとお悩みの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

□ランドセルが安物で実際にいじめは起こるの?

ここ数年で、ランドセルの価格はますます高くなっています。
そのため、一番多くの人が購入しているランドセルの価格帯は5〜6万円台で、さらには本革にこだわり、10万円を超える高級ランドセルを選ぶ人も少なくありません。
そのため、安いランドセルだと周りから白い目で見られて、ハブられてしまうのではないかと心配される親御さまも多いです。

しかし、実際にはランドセルが原因でいじめが起こることはほとんどありません。
正直に言って、ほとんどの人にとっては、一見しただけでそのランドセルが安いかどうかは分からないものです。
特に小学1年生のお子さまにとっては、ランドセルの値段自体そこまで興味がないものなので、ランドセルが安いからといっていじめを心配する必要はありません。
また、1年生の間は基本的に、安全対策のための黄色いランドセルカバーを付けるのが定番なので、他の子のランドセルについて全く気にしていない場合が多いです。

そのため、基本的には安物のランドセルでもいじめの心配はないと考えて大丈夫です。

□万が一いじめられないようにするためにランドセルはどう選ぶ?

そうはいっても、安物のランドセルがいじめの原因になる可能性もあるのではないかと、心配される方もいらっしゃると思います。
そこでここでは、いじめにつながりにくいランドセルの選び方についてお伝えします。

*定番カラーや人気のデザインを選ぶ

ランドセルが原因でいじめられる可能性があるとすれば、それは使用しているランドセルが他の子の使っているものとは違い「目立っている」からです。
そのため、多くの子が使っている定番カラーや人気なデザインのランドセルを選べば、いじめを受ける心配はほとんどなくなります。

現在人気の高いランドセルのカラーは、男の子には圧倒的に「黒」が人気で、女の子は「赤」や「ピンク」「紫」の人気が高いです。
また、デザインについては「全かぶせ」タイプのランドセルが圧倒的に多数派なので、少数派になることを心配されている方は、これらのタイプのランドセルを購入するようにしましょう。

*入学予定の小学校のランドセル傾向を把握する

使用頻度の高いランドセルのカラーやデザインは、地域によって傾向に違いがあります。
ほとんどの子が黒か赤のランドセルを使っている地域もあれば、カラーランドセルの方がむしろ定番な地域もあります。
そのため、使用頻度の高いランドセルを確かめるためには、入学予定の小学校に通う子たちが使っているランドセルを登下校時にさりげなくチェックしてみましょう。

*購入したランドセルの金額やメーカーについて話さない

基本的に、自分から伝えなければランドセルの値段が周りに知られることはありません。
見ただけでランドセルの値段が分かる人はほとんどいないので、余計な妬みや反感を買わないためにも、自分からランドセルの値段について話すのは控えておきましょう。

*ランドセルカバーを付ける

いじめまではエスカレートしなくても、ランドセルの色やデザインをからかわれることがあるかもしれません。
そうしたことについてお子さまが気にしているようでしたら、ランドセルカバーをつけるのがおすすめです。
カバーをつけておけば、ランドセル本体を見られることがなくなるので、デザインや色が皆と違うからといって目を向けられることもなくなります。

□高いランドセルが買えない場合の対処法とは?

「いじめの心配がないとは分かっていても、それでもできるだけ高いランドセルを買ってあげたい」、そんな気持ちも親御さまの中にはきっとあると思います。
それでは、「十分なお金を用意できなくて高いランドセルが買えない」、このような場合にはどうやってランドセルを用意すれば良いのでしょうか。

1.祖父母に購入してもらう

お子さまの入学祝いとして、祖父母の方にランドセルや勉強机を買ってもらうケースは珍しくありません。
祖父母の方と一緒にランドセルを見に行ってみるもの良いですね。

2.国の補助金を活用する

どうしてもランドセルを購入するのが難しい場合は、就学援助の1つ「要保護児童援助費補助金」を利用してみるのも良いでしょう。
ランドセルは補助対象となる「新入学児童生徒学用品費等」に含まれているため、購入金額の2分の1までの補助金を受け取れるのでおすすめです。

3.価格の安いランドセルを買う

周りに合わせて高額のランドセルを買う必要はありません。
先程お伝えしたように、見ただけでランドセルの値段が分かる人はまれにしかいないので、無理に高額なものを購入しようとするよりも、2~3万円で質の良いランドセルを購入した方が、運命のランドセルに巡り合えるかもしれません。

□まとめ

ランドセルが安物だからといって、いじめを心配する必要はありません。
それよりも、状態の良いランドセルをきちんとお子さまのために用意してあげることの方が大切なので、値段よりも質の良さにこだわってランドセルを選ぶようにしましょう。
それでも、ランドセルによるいじめがどうしても気になる方は、周りから浮かないように定番の色やデザインに注意してランドセルを決めるようにしてください。

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