ランドセル購入は両親?祖父母?円満に購入するためのポイント

ご両親はもちろん、おじいさまおばあさまにとっても大切なイベントであるランドセル購入。
お互いのお祝いしたい気持ちが高じてトラブルに発展してしまうのはとてもさみしく、絶対に避けたいですよね。
ランドセルの購入者決めについて、気になる点を解説します。
 
 
ランドセル選びを巡って、トラブルを避けたいのはもちろんですが、相談が難しくなかなか決められない問題でもありますよね。
ご家族皆さまのご意見を尊重しつつ円滑に購入を進めるために、こんなご提案はいかがでしょうか。
 

*家族みんなでの折半

 
ご両親と父方・母方両祖父母の皆さまで平等に折半する方法です。
こうすることで、公平性を保ちつつランドセルを買ってあげたいという全員の気持ちを叶えることが可能になります。
おじいさまおばあさまが遠方にお住みの場合は、ランドセル選びはお子さまとご両親で行うと決めるのもよいでしょう。
 

*ランドセル選びを一緒にする

 
我が子の学用品なので、祖父母に頼らず自身らで購入したいという親御さまももちろんいらっしゃると思います。
そんな時は、ランドセル選びを一緒にお願いするのはいかがでしょうか。
直接会えなくても、同じウェブサイトを見て相談したり、試着写真を見てもらって意見をもらったりすることで一緒にランドセル選びを楽しめるでしょう。
 

*他の学用品をお願いする

 
小学校入学にあたっては、ランドセル以外にも様々な学用品が必要です。
学習机なども将来的に見てお子さまが長く使われるもののひとつなので、そちらの購入をお願いするというのもおすすめです。
「ランドセルを買ってあげたい」という気持ちの根本には「入学をお祝いしたい」という気持ちがあると思いますので、ご家族全員の気持ちを尊重できるのではないでしょうか。
 

□祖父母?両親?〇月までには決めてください!

 
ランドセルを誰が購入するか、というのはおそらく年中さんの終わりから年長さんの始めにかけて出てくる問題だと思われます。
しかし、実はランドセルの購入時期は年々早まっているため、それに合わせて結論を出す必要があります。
 
年中さんの12月ごろから気になるメーカーのカタログをチェックしておき、展示会などで試着した上で年長さんの4~8月ごろには予約を完了させる、というのが最近の流れです。
そのため遅くても年長さんの4月ごろまでには、ランドセルを誰が購入するのかをある程度決めておくべきだと言えます。
ランドセル選びの動き出しが遅れてしまうと、人気メーカーから順に売り切れていき希望のモデルが手に入らない可能性が高まります。
思うように進まない中での購入者の相談は、トラブルに発展する恐れが非常に高くなりますので避けましょう。
 
ところで、このようなランドセルを購入するための一連の活動は「ラン活」と呼ばれていますが、この活動は年々動き出しが早くなっていることをご存じでしょうか。
ラン活という言葉が広まり活発になったのはここ数年のことなので、動き出しが早まっていることを知らないおじいさまおばあさまがほとんどでしょう。
祖父母の方々はランドセルを購入するつもりだったが、気が付いたらご両親がすでに購入してしまっていた、なんてことも考えられます。
可能な限りこまめに連絡を取り、最近のラン活事情を伝えておくのがおすすめです。
 
先んじてランドセル購入にあたっての大体のスケジュールを伝えておけば、相談・購入の流れがスムーズにできるでしょう。
 

□祖父母に頼むと決まったら!気を付けるべきポイント

 
ここからは、ランドセルの購入を祖父母に頼むと決まった場合におさえておきたいポイントを3つご紹介します。
 
1つ目は、ランドセルのリサーチです。
購入する人が誰なのかに関わらず購入するランドセルのリサーチは必要です。
自分が購入者でない場合は特に力を入れて、トレンドや最新型のリサーチを行いましょう。
 
2つ目は、お子さまの希望を確認することです。
購入者がご両親か祖父母かに関わらずランドセルを6年間使うのはご本人であるお子さまなので、お子さまが欲しいランドセルを優先しましょう。
カタログやパンフレットを用意して、イメージがわきやすくなるようにするのもスムーズに希望を引き出すコツです。
 
3つ目は、最終決定を祖父母に任せないことです。
最近では赤や黒以外にも色の選択肢が増えているランドセルですが、おじいさまおばあさまの中には奇抜な色のランドセルに否定的な方もいらっしゃるかもしれません。
お子さまが欲しいランドセルが定番の赤や黒とは限らないので、一緒に買いに行くか事前に決めて購入をお願いする形でトラブルを避けましょう。
 

□まとめ

 
ご両親と祖父母それぞれにお祝いの気持ちがあるからこそ難しいランドセルの購入者問題。
ラン活の時期に合わせ、トラブルのないように早め早めに手を打つことが重要です。
この記事が、ご家族皆さまの気持ちが尊重された円滑なランドセル購入のお手伝いとなれば幸いです。

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