ランドセルの持ち手は必要?注意点についても解説します!

近年、ランドセルには持ち手がついてるものが増加しています。
お子さまが使いやすいランドセルを選んであげたいという親御さまには、ぜひ持ち手つきのランドセルをおすすめします。
いまいち持ち手つきのランドセルを選ぶメリットがわからない方は、本記事を参考にしてみてください。
 
 
最近のランドセルには革でできた持ち手がついているものが増加しています。
持ち手がついていても使わないのならいらないのでは、とお考えの親御さまもいらっしゃると思います。
そこで、持ち手が役立つシーンをご紹介します。
 

1.ロッカーにしまったランドセルを取り出す時

まだ力がそこまで強くない低学年のお子さまでも、重たいランドセルをロッカーから取り出す時に持ち手があると少しラクになります。
 

2.フックにランドセルを吊るす時

ロッカーに絵の具セットや習字道具を入れる学校もあるので、その場合はランドセルを机の横のフックに吊るす場合が多いと思います。
そのような時に、持ち手のようにかける部分が大きいと重たいランドセルもかけやすいのです。
 

3.お子さまにランドセルを背負わせる時

低学年のお子さまがランドセルを背負うのを手伝う親御さまもいらっしゃると思います。
その時に肩ベルトを持つよりも持ち手でランドセルを持つ方がお子さまも背負いやすいのです。
 

4.親御さまが預かったり、持ち運ぶ時

始業式や終業式の時には運ぶ荷物が多いので、親御さまが代わりにランドセルを運んであげることもありますね。
背負うことは難しくても、持ち手があれば簡単に運んであげられます。
 

5.床に置いてあるランドセルを移動させる時

家を掃除する時にランドセルをすぐに移動させるには、持ち手があると便利です。
 

□持ち手つきのランドセルを選ぶメリットとは?

 
ランドセルの持ち手を使用するシーンをご紹介しましたが、わざわざ選ぶ理由が知りたいという方に向けて、メリットをご紹介します。
 
親御さまが持ち運ぶのを手伝う時や、ロッカーからランドセルを取り出す時の便利さも、持ち手つきのランドセルを選ぶメリットにあたります。
ランドセル本体を持つよりも持ち手を使う方が型崩れを抑えられて良いでしょう。
 
また、最近では学習教材が増加したことによる「ランドセル症候群」で体の不調を訴えるお子さまが増えています。
ランドセル症候群によってお子さまの骨格が歪むことを防ぐために、親御さまが代わりにランドセルを持ってあげる場面は多いので、持ち手があるとラクに運べます。
 
他には、金具で指を怪我する可能性が少なくなることが挙げられます。
ランドセルの肩ベルトと本体のつなぎ目付近に金具でできたフックがあります。
このフックを机の横のフックにかけることがありますが、小さいので指を挟んでしまう可能性があるのです。
持ち手はランドセルと同じ素材が使われており、握っても柔らかく安全です。
 

□持ち手つきのランドセルには注意も必要です!

 
ここまでは、ランドセルの持ち手が使われるメリットを説明してきましたが、持ち手があることによる注意点を知っておく必要もあります。
お子さまが危険な目に合わないように、親御さまが注意を促すことも必要ですので、持ち手があることによる注意点についても把握しておきましょう。
 
1つ目は、後ろから引っ張られると危険であることです。
お友達がふざけて持ち手を後ろから引っ張る可能性があります。
急に持ち手部分を後ろから引っ張られたら、そのまま倒れてしまい思わぬ怪我に繋がります。
 
万が一のために、お子さまにお友達の持ち手を掴んだり、引っ張ったりしてはいけないということをしっかり注意しておくことも大切でしょう。
 
さらに、登下校中に知らない人にいきなり引っ張られるような怖い思いをするという可能性もゼロではありません。
大人に掴まれでもしたら、小さなお子さまは振りほどけないですよね。
持ち手が便利な反面、恐ろしい場面に巻き込まれることにも注意しましょう。
 
2つ目は、持ち手を使用しすぎるとランドセルが破損するという注意点です。
持ち手を机の横のフックに長時間かけておくと、持ち手部分が傷むこともあります。
 
お子さまには、ランドセルをフックに長時間かける場合は、持ち手部分が傷む可能性もあることから、丁寧に扱うように伝えておきましょう。
親御さまがランドセルを運ぶ手伝いをする時は、荷物を入れたランドセルの重さは、3〜5キログラムになるので、持ち手ばかりで運ばないように気をつけましょう。
 
3つ目は、見た目に違和感を覚える場合があるという注意点です。
ランドセルに持ち手があると、スタイリッシュさに欠けることや、シンプルなデザインが損なわれることが良くないという意見もあります。
また、持ち手があることで軽量化されないのでは、という意見もあります。
 
しかし、最近のランドセルはデザインに合った持ち手をつけているので、違和感がほとんどありません。
持ち手の重量は、20グラムほどなのでそれほど重さに影響はないでしょう。
 
見た目よりも、お子さまがランドセルを使いやすい機能があることが大切ですので、見た目でお悩みの方は持ち手の便利さを考慮していただけると幸いです。
 

□まとめ

 
今回は、持ち手つきランドセルを選ぶメリットと持ち手を利用する時の注意点をご紹介しました。
ランドセルの持ち手は絶対に必要なものではありません。
お子さまが危険な目に合うかもとご心配な親御さまは、持ち手がないランドセルを選んでみてください。
大切なお子さまのランドセル選びでお悩みの際は、カバンのフジタまでご相談ください。

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